2018年度後期 子ども夢基金支援事業

島を担う子どものための科学実験教室
活動報告

第2回 島を担う子どものための科学実験教室 体験実験報告

開催日: 2019年3月10日(日)10:30-12:30

開催場所: 瀬戸内町きゆら島交流館 大ホール

参加人数:67名

指導者: 2

体験型演示実験内容

テーマ  空気のちから

1 一斗缶つぶし: 参加した児童生徒並びにその保護者に一斗缶がつぶせるかどう か力自慢を演示していただき、つぶせないことを確認。ついで缶内で水を沸騰させ密閉したのち冷水をそそぐと見事につぶれることを演示。 一斗缶にかかる力をスクリーンで順次計算 5000fkgであること。児童にその大きさを示すため200kgの相撲力士が25名に対応することをアニマションで示した。
2真空の確認: さらに真空の発見者であるオットー・フォン・ゲーリケによるマグレブルグの実験を100円ショップで購入したボールで作成した真空容器で実施した。子ども 2人,4人,8人,16人とふやして、引っ張っても外すことができないことから大気の大きさを体感していただいた。
3. ベルヌーイの定義と応用: 身の回りでは飛行機、植物の種子などがこの原理を活用していることを説明。家庭用ブロアーでボールを浮かせ、斜めにしても落ちないこと、吸い上げ効果などもあること。ネットでは2個以上のボールを上げられないと書かれているが原理を考えると更なる可能性があることを紹介、2,3,4,6個のボールを浮遊させることができることを演示。原理に忠実であれば応用は無限であり、固定概念にとらわれないこと、ネットの書き込みの問題などを示唆した。さらに霧吹きの原理を利用してピンポン球を100個飛ばせた。
4. 空気による燃焼: ついで空気の力として物を燃やすことができること、燃えるということの内容を解説。素手の上で2000℃の温度を発生させ、原理を活用すれば火傷や問題なく出来ることを演示。さらにパプ内の爆轟反応を実施、燃焼の速度について原理を紹介し、音速を超える燃焼について演示した。

 




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Final update 2019.4.2

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