2019年度後期 子ども夢基金支援事業

島を担う子どものための科学実験教室
活動報告

第4回 島を担う子どものための科学実験教室 体験実験報告

開催日: 2020年2月27日(木)

開催場所: 奄美市立市小中学校 理科室

参加人数:75名

指導者: 2名

実験内容

以下の2つの体験実験をしていただきました。

テーマ1.  燃えるということ(炎色反応)

まず燃える3要素のクイズから始め、燃焼(酸化反応)をフロジストン説から酸化に導いたラボアゼの科学探求法を説明した。質量保存則や4元説の問題から現代科学に至った過程を解説しました。燃えるものとして花火を題材になぜ色が出るのかについて説明。ついで7種の金属の炎色反応を演示。炎色反応を利用した魔法のロウソクを作成。ナトリウムランプによる黒い炎から金属発光の原理の理解、燃焼速度について化学反応速度論から説明演示しました。

テーマ2. トマトは磁石に引き寄せられるか(強磁性と反磁性)

磁性は記憶素子や医療など色々のところで利用されている。物質はなんらかの磁性を持っています。 磁気ビュアーで磁力線を観察、温度を変えてキュリー点を観測しました。磁区がわかる実験装置で強磁性物質の磁区について学習しました。鉛筆の芯など色々なグラファイト製品をつかって反磁性の性質を確認しました。またトマトやキュウリ、ダイコンなどは反磁性が現れることを確認しました。それらの中にある水が反磁性を示すことを確認しました。 電磁誘導の応用として、磁石に引き寄せられないアルミ缶では電磁誘導が起きて回転する。 アルミが水の上で電磁誘導により非接触で動く、1円玉と10円玉を分けるなど色々な応用について体験しました。

 




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Final update 2020.3.20

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