2013

数学物理考房

講師：田中　聰

キーワード：数学や科学は、”考える学問“。　”なぜ？”を大事にしよう。

講座内容

数学や科学は古代ギリシャでは自然哲学でした。先人が数学や自然の成り立ちについていろいろと考えて、失敗を重ねて、努力をした結果、やっとある法則を発見し感動をしました。辛いマラソンを完走して味わう満足感と感動、一歩一歩険しい山を登って山頂で見た景色に感動する。感動とは努力や苦労の後に与えられる”神からの褒美”です。数学や科学を学ぶということは、公式や法則を覚えることではなく、偉大な数学者、科学者が苦労して発見した法則や定理をゆっくりと理解することです。最も大事なことは”なぜ？”と”考える”です。数学や算数の問題を何時間も（長いときは何日も）考えて、解答にたどり着いたときの感動！たとえ解答にたどり着けなくても、後で解答を教えてもらった時の”そうか！”と叫ぶときの感動。この感動は忘れないものです。この感動を味わってみませんか。

講座の内容は小学校高学年あるいは中学生程度から高校程度か大学1から２年生程度の微分積分までを目標としています。学校などで一般に用いられている段階的な教科書とは違って、できるだけ初めから大学程度の内容を学べるようにしました。公式をつかうのではなく、ゆっくりと”何故か？”を大事にすることによって充分理解されると信じています。

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